福岡・佐賀旅行記 2019年3月 Trip in Fukuoka & Saga 西鉄で柳川へ。【北西九州旅】 #005
<本日の動画>
西鉄電車で柳川に向かいます。
印象的な水色の車体の西鉄電車。
ちょうどこんな時期でした。柳川で見るとスペシャルなものに見えるのが不思議。
当初は九州新幹線を筑後船小屋で降り、バスなどを使って柳川に出る予定でした。次の動画の主人公となるのですが、こうなると旧佐賀線が廃止されたのが悔やまれます。新しい九州新幹線から佐賀線のディーゼルカーに乗り越えて、昇開橋を越えるルートをとれたら…楽しかったに違いありませんし、恐らくこの地域の観光の目玉として多くの観光客が乗りに来たことでしょう。
個人的には今まで廃止された国鉄線の中でもっとも廃止の必要がなかったのが佐賀線と旧国鉄伊勢線(現在は3セク化されて伊勢鉄道伊勢線)だったと考えています。国鉄末期のローカル線廃止の波の中で物差しとされたのが「輸送密度」などの数字と国鉄が勝手に決めた線名でした。その被害の最たるものが事実上の紀勢本線の短絡線として建設された旧伊勢線でした。
一方佐賀線のほうはというと、その当時は九州新幹線など影も形もなく、国鉄はインバウンドの観光客へのアピールなどこれっぽちも考えなかったので仕方がないとして、JR九州が保有していたらおそらく新幹線とリンクさせ、筑後川にかかる昇開橋にとからめて観光路線に仕立てていたに違いありません。また、普通に福岡県南部と佐賀市を結ぶ近郊路線として活用できていたのではないでしょうか?
また、一部路線を付け替えて西鉄柳川(国鉄にも「筑後柳河」という駅がありました)から佐賀駅などへの路線として西鉄へ譲渡する手はなかったのでしょうか?
旧佐賀線の話題は次回も続きます。