N-YAN 鉄旅&アジア旅

大阪在住の46歳が常識の限界に挑む(?)長期の旅に出たりします。

ベトナム旅行記ハノイ編 Trip in Hanoi,Vietnam ハノイ・ヒルトンの英語力の低さに南北分断の歴史を感じる【N-YAN旅行記】 #007

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ベトナム旅行記ハノイ編 Trip in Hanoi,Vietnam ハノイ・ヒルトンの英語力の低さに南北分断の歴史を感じる【N-YAN旅行記】 #007 - YouTube

※一部の「仕掛品」を改題しました。

 ハノイヒルトンガーデンホテルに人生初のチェックインをし、有頂天になっていたN-YANですが、一流ホテルにも問題点はあります(そもそもお値段が日本のビジホ並みなんですが・・)。チェックイン直後に冷蔵庫をチェックしたところ、動いている様子が無かったので早速「ルームサービス係」に電話をしたのですが、英語が全く通じずガチャ切りされ(この時点でオカンムリです・・)、その後なんとかフロントに頼んでやってきたおっさんがまたこれ「英語なんかしゃべれるわけねーだろ!」的な肉体労働者のおっちゃん。んで、「冷蔵庫壊れてるんならさっさと新しいのもってきて」と言っても「No problem!」とかごちゃごちゃ。

このレベルの対応は中国の3★以下のホテルではまさに掃いてまとめて売るほど経験してきたN-YANですが、ここは「世界のヒルトン」。フロントに「どないなっとんねーん!」とクレームを入れるも、まず、フロントの人間に「refrigerator(冷蔵庫)」という単語が通じず・・・orz。

挙句の果てには「この冷蔵庫はcoolに保つ機能しかなくて、coldには
ならないのですよ、ミスター・・」などとのたまう(多分「冷凍機能はない」といいたかった模様)。「はい、分かった、OK、サンキュー!」。N-YANはそれで幕引きをはかります。
そして、心中こう思ったのです。(「ベトナム戦争前の南北分断により、英語力の南北の差は歴然としたものになった」という定説は本当だったのだ・・)と。「世界のヒルトン」のフロントさんならせめて英検3級位の英語力は身につけてな・・と半分諦め気分で街に出て、帰ってみると何の問題も無くrefrigerator works.だったのですが・・orz  笑。

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場所も悪くないし、部屋は大変綺麗で機能的で静か。正直言って上記の鬱憤がすべて吹っ飛ぶほどの満足でした。おまけにワタクシの心象を著しく好転させたのが、部屋のまん前のホールに設置されていたホシザキ製(ここ重要!!)のアイスキューブ製造機。まさに氷ちゃん出る出るマシーンですw。しれっと置いてますが、業務用のホシザキ製品って家庭用とは0が1つも2つも違う位高いんですよ。

おまけに日本人は「キンキン原理主義」っていうか、氷たんまり、グラスは冷え冷えじゃないと生理的に受け付けないという民族(中国人と正反対)。まさに「冷蔵庫の恨みは怖い」のです(反対に中国では中級ホテルでも平気で冷蔵庫抜き、とかあります)。

そんな日本文化どっぷりのワタクシにとって、このホシザキ製のアイスキューブ製造機の存在は「おお!さすが世界のヒルトン様!!」と掌返しをさせるに充分な設備だったのです。

ホテルスタッフの諸君、英語力をもっと鍛えよう。そしてそれ以上に大切なのは、折角こんな素晴らしい設備があるんだったら「お客様、冷蔵庫の件は申し訳ありません。代わりにといってはなんですが、部屋の目の前にアイスキューブコーナーがございますので・・」と臨機に対応できる力をつけよう。社会主義ばりばりだった「北」が今でもサイゴン人から「バッキー(北の田舎モン)」とさげすまれている状態が解消される日は一体いつのことやら。(でもこういう社会主義風情がNーYANは実は大好物だったりするのはナイショの話だ・・)。