ベトナム旅行記サイゴン(ホーチミン)編 Trip in Saigon,Vietnam 統一会堂で「南部ベトナム時間」を感じる【N-YAN旅行記】 #012
ベトナム旅行:
にほんブログ村 ↑ぽちっとな、お願いします!
今回、ワタクシがサイゴンで泊まったホテルのうち、Goldenホテル、アラゴン系の2店のホテルはいずれもLý Tự Trọng通りに面しています。ここは有名なベンタン市場のすぐ北側。市バスの「9月23日公園ターミナル(GA HKXB Sai Gon-CV 23/9 Lê Lai)」からも徒歩圏内で、統一会堂などの観光名所にも歩いて行けます。
統一会堂は数少ないサイゴン名所の筆頭ともいえる場所で特にベトナム戦争期に興味がある方は必見の場所です。ワタクシはかつて訪れた旧東ベルリンのポツダム(有名な「三巨頭会談」が行われた場所)を訪れたときと似たような感慨を受けました。やはり「歴史がここで動いた」という場所には何かオーラを感じずにはいられません。
しかし、本来そんな緊迫感を感じるべき場所なのに、ここは名うての「グダグダ都市」サイゴン。時間の流れはのんびりを極めています。
かつて読んだ開高健の本に「アメリカ軍がベトナム戦争に負けた最大の要因は組んだ相手が南ベトナム人だったこと」というのを思い出しました。南ベトナムの男はとにかく働かない!統一会堂観光に来た際に図らずもそれを思い知らされることになります。
統一会堂の遠景。このなんとものんびりした雰囲気が好きです。
「今から昼休憩だから一度退出して下さい」と言われすごすご引き上げてきた茶屋。一番安いスポーツドリンクで再開の時を待ちました。これぞ「南部ベトナム時間」。