ハノイ・ハイフォン旅行記 Trip in Hanoi&Haiphong ハイフォンの飯不味(まず)ビーチリゾートで文明のありがたみを知る【N-YAN旅行記】 #005
ハノイ、サイゴンという二大都市圏を中心に物価が上がりまくっているベトナム。又、都市部はバイクの騒音と大気汚染がひどく、それを避けるには地方都市に行くしかありません。それを予測していたN-YANは港湾都市ハイフォン郊外のドーソンというビーチリゾートに予定通り到着したのですが、そこでN-YANを待っていたのはやはり「ボッタクリ軍団ベトナム人」達。
一見綺麗に見える海ですが・・
近づくとおしるこ状態(なんでこんなに茶色いんだ??)。よほど大河の河口に近いのでしょうか?ベトナムにはニャチャンなどの綺麗な海もあるのですが・・。
どのレストランのメニューもこんな感じの「不明朗会計」。注文する前にいちいち「これはいくらだ?!」とかなりきつめに念押ししてから注文しないと、会計の時にいくら請求されるか分かったもんではありません。このストレスはかなりのものです。極端に言えば、値段を聞かないで注文した挙句、会計の時に「1000US$です」といわれても仕方ないわけです(実際にはそこまでひどくありませんが・・)。
また、副作用として、折角真面目に営業しているレストランや商店が言ってくる値段も(ほんまか?)と疑心暗鬼になって受け取らざるを得ません。こういったボッタ体質は北はハノイから南はサイゴンまであらゆる階層にいきわたり、もはやベトナム人全体の体質といわざるを得ません。彼らはそれを「商才」というのかも知れませんが・・。
世界中で何かと不評を買っている中国人ですが、食堂や商店でこの種の分かりやすいぼったくりに遭ったことはほとんど、というかほぼ一度もありません。中華民族というのは他の部分では不道徳を山ほど犯しているのですが、どうも「適正な値段を請求する」という点に掛けては商道徳を守っているような気がします。逆に言うと、ベトナム人のこのこすっからい性格は困ったものですね。
また、このリゾートにはそもそもおいしい食事はおろかアイス1本買うのも苦労するほど、まともな商店がありません。ほうほうの態でドーソンを脱出したワタクシは沙漠を抜け出し「文明が息づく都会」にたどり着いた気分になったものです。ハノイの街がいっそう輝いて見えたことは言うまでもありませんw。
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