N-YAN 鉄旅&アジア旅

大阪在住の46歳が常識の限界に挑む(?)長期の旅に出たりします。

【深圳旅行Trip in Shenzhen 2018年秋・11日目】香港高速鉄道ノーカット乗車記1009#002

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【深圳旅行Trip in Shenzhen 2018年秋・11日目】香港高速鉄道ノーカット乗車記1009#002 - YouTube

今回の動画ははっきり言って「見なくていい」です。

特に旅ものとしてはひたすら地下区間の暗闇が広がっているだけですので、全くの無価値です。

今回の動画の最大の価値はその「長さ」です。途中をはしょってしまってはその長さが実感できません。視聴者の皆様はこの動画を流しつつ、本を読むなり、お皿を洗うなりしてみて下さい。そうしているうちにこの動画は終わっているはずですが、それが「深圳~香港間の新たな距離」だと認識できるはずです。

もともと深圳北駅から国境を越えて西九龍駅に出ようとすれば

「深圳北駅(地下鉄)福田口岸駅/PPコントロール/落馬洲駅(MTR東鐵線)紅磡駅(MTR西鐵線)オースティン駅」という乗り換えで、PPコントロール前後に通常30分位かかると仮定するとたっぷり二時間はみておかないといけない区間でした。

それがこの動画の通り高鉄で約20分、その後のPPコントロール前後も20分位とみて全部で40分ほどで「ワープ」できてしまうのです。確かに切符代はバカ高いですが、さすがに時間短縮効果は大きいものがあります。

これが広州南駅周辺の番禺区近辺、ひいては長沙方面ということになるとさらに時間短縮効果は絶大なものになるでしょう。

ただし、広州南駅近辺はほとんど未開発の地であり、広州市内からはかなり遠いのです(深圳の福田駅は街中だが)。結果的に広州市内~香港への足は今まで通りの広州東駅経由の「直通車」かバスが依然としてかなりのシェアを有する状態が続くはずです。切符の高さもそうですが、今後は広州市内に近い地点に高鉄の駅を作らないと折角莫大な資金を投入して作った価値が薄れます。是非「広州西駅(高鉄線は広州市内の西側をかすめるように通っているのですが、何故かその地点には駅が未設置です)」の設置を検討して欲しいものです。

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ガララ~ガな高鉄車内。こんな空いている列車、中国で乗ったことがありません。