N-YAN 鉄旅&アジア旅

大阪在住の46歳が常識の限界に挑む(?)長期の旅に出たりします。

【前言撤回】4月以降もバリバリNーYAN旅を続けます!

こちらのブログではどこまで具体的に言及したか忘れましたので、いちから状況を説明したいと思います。

ここ数週間ほど、相変わらず旅にばかり出ていましたが、それらの旅動画内やその旅のブログ記事内などで「N-YANは3月下旬以降”カタギ”に戻って労働に専念します!」のような趣旨をちらっと述べてきたと思います。

結論を先に述べます:「4月以降もNーYANはバリバリ旅を続けます」。…といいますのも、今回の転職先会社との話しでは中国人観光客相手のハイヤー業務をするということになっていたのです。

ところが先日その転職先会社から連絡があり、「あの話は無かったことに・・・。申し訳ないのですが、しばらくはタクシーの乗務員をやっていただけませんか?」とのこと。まぁ、普通の人であればしばし呆然とするか「約束が違うじゃないですか?!」と会社に詰め寄るところでしょう。

しかし、そこは中国を初めとするアジア各国でもまれてきたN-YAN。さすがに残念な思いはありましたが「まぁ、そんなこともあるかと思ってたよ」。事情を聞けば、転職先の会社の社長さんも半ばビジネス相手の中国人に騙された(?)ような感じだったそうで、そのビジネス相手の中国系会社がこちらに「事業提携、辞めます!」と通知してきたのが、事業中止の2日前(!)とのこと。なんともまぁ中国チックな話しじゃあーりませんか(完全にひとごとww)。やっぱり中国人とのビジネスってリスクが伴うよなぁ…と再認識したものでした。

…とまぁこんな感じの経緯がありまして、結局3月下旬以降も基本的には前職と同じく、大阪のタクシードライバーを続けることになりました。タクシードライバー(特に昼勤)はかなりお気楽な仕事でして、一度地理と客あしらいに慣れてしまえばあとは退職するまで特に勉強することもなく、のんべんだらりと日々を過ごせばいいというなんともお気軽な職業なのです。そして、更にワタクシにとっての最大のメリット(これが無かったらタクシー乗務員なんて安月給過ぎてやってられません。)は「ほぼ好きなときに好きなだけ休みを取れる」というものです。この開放感は他の職業ではなかなか味わえないものでしょう。もちろん、有休以外の休みをとれば、「欠勤控除」という形のペナルティー(例えば、月間24日未満しか出勤しなかった場合、不足した日数分の事実上の「罰金」を課すという会社が多いのです。)は覚悟しなければなりません。逆に言えば、「この月は徹底して旅に出る!」と腹を決めた月に集中的に休みを取り(さすがに「罰金を課す」といっても労基法上、最低賃金を割るまで罰金を取られることはない。)、その月は雀の涙ほどの給与に甘んじる。そして次の月は「ガッツリ働く月」と決めて、何があろうと24日以上、しっかり働けば、前の月の体たらくとは全く関係無く、その月はその月で売り上げを計算して、売り上げがあるレベルに達すれば最高ランクでの歩合給がもらえるのです。ワタクシの計画ではせいぜい年間3~4回、一週間以上の旅に出られれば充分ですので(そのレベルでも一般のサラリーマンにはありえない話。)残りの8~9ヶ月に集中的に労働意欲を燃やし、あとの月はよく言えば「マイペースで」、有り体に言えば「手ぇ抜きまくりで」やればいいか、と考えております。

長々とタクシー業界の事情を交えて書いてきましたが、今後ともこのブログではNーYANの海外旅行とPiratesの国内鉄道旅(両方ともワタクシのことなんですが、海外ものと国内ものでなんとなく、動画の「うp主」の名前を変えています。)を紹介してゆきますので、この記事の読者各位に多大なるご支援、ご鞭撻と多くの★をいただけますよう、ご理解とご協力を強制させていただいて、この駄文を終了いたします。文章だけだとつまらないので、↓に過去旅の動画をいくつかランダムに掲載します。

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↑やはりこの半年間の旅のMVP美女はこの方。一連の旅動画の中でダントツに再生回数が伸びており、台北についた次の日の朝は必ずこの店を訪問することにしています。

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全てはここから…。第一回ロケの最初の宿がここでした。

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いつも厦門を訪問するのが観光シーズンど真ん中という時期にかぶってしまい、いまだに↑の中山路(厦門)での散策は実現しておりません。

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↑この半年の中でのホテル部門MVPは深圳の富臨大酒店(Best western felicity Hotel)に決定!若干古めかしいですが5★で500元以下。香港は目と鼻の先なので事実上香港の宿としても使える。7-11と中国銀行のATM完備。美味しくてリーズナブルな飲茶食べ放題あり。そして重要なのが常時VPN接続のwi-fiが飛んでおり、中国で規制がかかるyoutubeツイッター、FB、LINE…などが支障なく見られるetc..と至れりつくせり。もちろんお金を出せばもっと豪華で快適なホテルはアジア中にありますし、日本のビジネスホテルはどこも5000円台で快適なのですが、CP面重視で総合評価すると、このホテルに落ち着きました。

次点は(各都市での「定宿ホテル」)

サイゴンアラゴングループ

・広州の中国大酒店

厦門ヒルトン

厦門ヒルトンハンプトン

厦門ラマダ

・札幌のローヤルステイ・サッポロ

を挙げておきましょう。

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↑この半年何百食と食べてきた中でほぼMVP級に評価したいハノイの「フォーガー」。これで150円ほどっていうのですから、日本でフォーなんて食べる気にまりませんわなw。

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そして「庶民派グルメ部門」堂々のMVPはやはり、先日の「台湾・半健半病之旅」で病に倒れる前に食べた「公正包子店」の小籠包でしょう。

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↑の小籠包、なんと1個5NT$(18円)!瞬く間に10個平らげましたw。ワタクシの中では「値段が高くてうまいもの」より「安いのに超ウマい」もののほうを遥かに高く評価します。もちろん貧しい懐事情もあるのですが、「安くてウマい」食い物には作り手の努力とその店を支えてきたご近所さんの愛が詰まっていると思うのです。

かなり長文になってきましたので最後にこの半年の旅行の総合MVPを発表してしめくくりましょう。

漠然としすぎかもしれませんが、

この半年のMVPは「台湾」に決定です!パチパチパチパチ。

受賞理由を述べる前に、他の国、地域、街などの残念なポイントを列挙しますと・・・

・韓国:何回か言及しましたが、一般的な物価の割りには食べ物(特に外食産業)が全般的に高い。

・香港:街歩きは楽しいのですが、如何せんホテル需要が逼迫しすぎで値段も高い。

ベトナム:この国はとっても魅力的ですが、一番残念だったのが「国民総ボッタクリ体質(大げさに言えば)」でしょうか。北部でも南部でもひとしくボッタクリが頻発していました。

・タイ:観光客には便利な国ですが、「便利すぎる」のを嫌うひねくれ者のNーYANにはちと物足りない。また個人的にタイ人女性はどうもタイプではない。

・中国:ブログや動画用の「ネタ」には事欠かないのですが、やはり政治的、社会的に問題が多すぎ。一番常軌を逸してると思うのが地下鉄(+厦門BRT)全駅完全荷物検査という「普通の国」では考えられない強権的な公安の体制です。面白いこと、美味い食べ物は一杯あるのですが、その5倍くらい腹立たしいことやいらいらさせられることが降りかかってくるのがこの国です。

・日本:動画中何度も何度もしつこく述べましたが、「嫌煙原理主義者」であるワタクシにとって、日本政府(主に自らがニコチン厨である痔民党の多くの「禁煙化反対(抵抗)勢力」)のタバコ野放し政策ほど腹立たしいものはありません。よって今後ともワタクシの旅はアジア中心となるでしょう。それもこれも屋内(飲食店)全面禁煙化をいつまでたっても立法しない前時代的な立法府と禁煙化に踏み切ろうという英断を下せない飲食店の経営者のせいです。日本が屋内全面禁煙化するまで(下手すりゃ死ぬまで)国内旅行に行く頻度はかなり落ちることになるでしょう。

・・・と台湾以外の国、地域の欠点を列挙してみればおのずと台湾のよさがクローズアップされてきます。

・屋内全面禁煙。

・外食産業は非常に安い。韓国と比較するとよく分かります。

・鉄道を初めとする交通機関全般が全て安い(ただし、花蓮台北へ戻る列車はいつも混雑しており、改善を求めたい)。鉄趣味的に見ても、新幹線から古い時代のままの駅舎、路線など「古きよきもの」を台湾人はかなりきちんと理解し、よく保存しています。台湾での乗り鉄は楽しいし、なにより安上がり。

・同じ漢民族とは思えないほど、諸事に横暴な中国大陸人やことあるごとに反日姿勢(という名の構ってちゃんw)を示す韓国等と違い、台湾人は日本大好きで皆優しく、「世界の常識」が通じる。

・飯は美味いわ、ねぇちゃんは綺麗(NーYANの座右の銘かよっ!ww)

・そして実は個人的かつ一番重要な要素:「中国語が通じる」w。

 

画龍点睛を欠く点を2つ挙げますと・・・

・MVP候補にノミネートされそうなホテルにめぐり合えなかった。また、最後の台湾旅では台北以外の都市は軒並みホテルが全く空いておらず(今にして思えばあの時期受験だとかスポーツ、文化イベントとか何かの一斉行事があったのではないかと推測します)楽しみにしていた高雄滞在も叶いませんでした。

花蓮の動画内でしつこく述べましたが、市バスが全く機能しておらず、バイクを自由に使えない外国人にとっては台北以外の台湾の都市は移動が案外しずらい。

という感じでしょうか。かなりの分量になりましたが、今後とも本ブログの記事へのご愛顧をお願いいたしまして、〆させて頂きます。