N-YAN 鉄旅&アジア旅

大阪在住の46歳が常識の限界に挑む(?)長期の旅に出たりします。

香港・中国旅行記 2019新春 Trip in Hongkong&China 香港が誇る最新高速鉄道列車「動感號」に初乗車(広州南~深圳北)【N-YAN旅行記】 #021

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<本日の動画> 

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さて、3月だと言うのにさすがに北海道という寒さを体感して帰って参りました。早速本日から「本線」に復帰します。

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今回の主人公「動感號」です。動画中でもちらっと言っていますが(騒音がひどくて余りはっきり聞こえてないようですがw)中国の高速鉄道は従来「和谐号」という名前で、英語ではハーモニーだなんだと聞こえは良いのですが、ようは中共さんのプロパガンダ丸出しの名前なのです。その後「复兴(復興)号」というフラッグシップ版も出ましたが、こちらも「中華民族の復興」という同じくスローガン風の愛称です。

この「動感號」だけは恐らくそういう政治臭を抜いたネーミングにして香港市民へのウケを良くしようとしたのがミエミエです。内部のデザインなどもモダンで非常にかっこいいんですが、残念ながら乗り心地はそれほど良くありません。

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先日乗った「复兴(復興)号」の一等車は素晴らしい乗り心地でしたが、こちらはシートが固くて正直見掛け倒しという感じを受けました。「動感號」は主に広州南~香港西九龍間の短距離輸送が主でしょうからこれでいいのかもしれませんが・・。

本当は香港MTRが運営しているこの最新列車で香港入りしたいのはやまやまなのですが、今回は「あるこころみ」の為に重い荷物をひきずってまで深圳北で途中下車しました。その目的とは・・・(次編に続く)。

 

 

(未編集版)201903早春道南旅行・第3部&第4部一挙公開します!

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函館→札幌間の移動のシーンでは余り書くこともないので、本日は豪華2本立てと参りましょう。

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「北海道のペンドリーノ」こと(?)キハ281系。振り子車両ですので通路を歩いているとかなり足元が揺さぶられます。

前の記事で北海道新幹線の前途は厳しいと書きましたが、需要の面を考えればまず函館~札幌間を新幹線化すべきではなかったか?と思えてなりませんでした。しかも前の記事でも書いたとおり、新函館北斗は余りにも不便すぎです。いっそ函館駅まで乗り入れて函館でスイッチバックする手もあったでしょう。上述のようにどうせ東京~札幌全区間を高い新幹線で移動する人はむしろ少なく、札幌~函館、青函間、東北各都市~函館・・・のような区間利用者にとってもっとも便利になるようなシステムにすべきではなかったかと思えます。

前述の通り、主に首都圏~札幌間は完璧に航空機の天下で、特にLCCが安いことから仮に北海道新幹線が全通しても相変わらずガラガラ状態が続くと思われます。北海道新幹線計画時にはLCCの存在など想像だにしなかったでしょうから東京~札幌間4時間以内であれば圧倒的に鉄道有利と考えたのでしょうが、時代の流れには抗えませんでしたね・・。

せめて函館~札幌間を先に建設しておいて道内の需要を喚起しておき、青函区間はどうせ貨物の関係で大してスピードが出せないのですから従来の津軽海峡線ミニ新幹線化(三線軌条化)するなどして使えばよかったのです。

まぁ、繰言はこれくらいにしまして・・

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今回の鉄旅での白眉の車窓風景がここ。結氷した小沼越しの駒ケ岳。肉眼で見ると更に感動的でした。 

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飲み放題750円は安すぎ!開始約5分でモトは取りましたw。

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前の記事で書いたとおり、目玉だったサッポロビール園が不発だったのは残念。あれだけの人が押し寄せるのであれば施設の拡張やスタッフを増やすなどの対策が必要だと思いますが・・。

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いつも満席というイメージのある千歳空港~札幌間。Uシートで快適に移動することをおすすめします。

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普通車をロングシートにして収容定員を上げたのは正解でしょう。

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空港のフードコートにまで進出している松ジン。どんだけジンギ好きやねん道民は!w

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新千歳空港にはプライオリティーパスラウンジはありませんでしたが、カードラウンジが使えました。とにかく雪で閉鎖されなくてほっと一息でした。<完>

(完全未編集版)201903早春道南旅行・第2部_函館後編

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水曜どうでしょう対決列島」でおなじみ。コーヒールームきくちさん。一度来てみたかった場所です。

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昼過ぎでしたが「モーニング」を出してくれましたw。

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もっと「あの水曜どうでしょうの聖地」みたいな感じで売り出しているのかと思いきや、普通に近所のおば様たちのたまり場となっており、非常に健全なお店だなと安心したものです(溜まっているおば様たちのパワーに圧倒されてそそくさとお店を後にせざるを得なかったのは大変遺憾でしたw)。

ソフトクリームを堪能したあとは「対決」が行われた場所を特定しに行きました。

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↑の歩道上で安田くんが名シーン「ボトリ」をしたはず。

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おそらくこの河っぺりのあたりで魔神とミスターが対決をしたと思われます。

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晩飯は道民の心のふるさと「セイコーマート」でたんまり買い込み、部屋飯としゃれこみました。とにかく3月中旬だというのにビュービュー風が吹いて「寒いんだよ!どこへ行こうとも・・」という白石島での名言を思いだしたことは言うまでもありません。

※今回の記事は完全に水曜どうでしょう藩士さん向けの記事になりました。

(完全未編集版)201903早春道南旅行・第1部_函館前編

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さて、旅先から先ほど家に帰ったばかりですが、国内の4泊5日程度ですと、帰った日のうちにyou tubeはてなさんにUPせねば!という強迫観念に駆られております(笑)。というわけで、今日中に強引に4本動画をUPする予定(全体で2時間ほどなので分量的にはそう多くない)です。完全未編集なので、編集する手間は0なのですが、如何せんエンコードyou tubeへのUPに物理的にかなりの時間を要します。

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今回は伊丹発。ということでさっそうと(?)モノレールにて登場。

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いや~、LCCじゃない飛行機に乗るとなるとそれだけで偉くなったような気分ですなぁ~(錯覚)。

仙台での顛末は先日の記事をご参照下さい。

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はこだてライナーという名前ですが、単なる普通列車でしたw。

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この手の「画になる」建物はそこらじゅうにあります。 

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終日全面禁煙。酒も魚もうまい。再度書きますが「きくよ食堂最高!」

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函館名物といえばハセガワストアの「やきとり弁当」。でもなぜか豚肉w。ムスリムの方は要注意です!

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一応「鉄旅」ブログなので、北海道新幹線に関しては一言書かなければなりません。

今回↑のH5系(JR北海道所属。ラベンダー色の帯が入っている)という車両に乗りたいがために某鉄系サイト情報を参照にして仙台から飛び乗ったのですが、残念ながら赤い帯のE5系(JR東日本所属)になってしまいました。その列車は新青森どまりだったので、新青森で1時間半ほど新函館北斗方面の列車を待ったのですが、もし在来線の接続がよければ青森駅前まで行って散歩するくらいの時間的余裕はあったはずです。

しかし、新青森での新幹線→在来線の接続は全く考慮されていない模様でした。青森市民はJRに苦情を言うべきでしょう。同じJR東日本管轄なのに、この配慮の無さは理解に苦しみます。

そして青函トンネルを抜けてたどり着いた新函館北斗駅ですが、これまた函館からかなり離れています。こちらは「函館ライナー」という接続便がちゃんと用意されていたのでよかったですが、こうでもしなければ完全に観光客にそっぽを向かれているはずです。というのも函館空港函館市内の有名な湯の川温泉の目と鼻の先。通常、航空便に対して新幹線が圧倒的に優位に立てるはずの立地条件ですでに新幹線は飛行機に負けているのです。これでは首都圏や関西あたりから函館観光に来る人は一回くらいはもの珍しさで北海道新幹線に乗ってくれるでしょうけど、「次はLCCにするわ!」となるはずです。東京~札幌間を最短時間で結ぶという使命を背負っているのは分かりますが、それにしても函館市民にとってはなんとも不便な場所に駅を作ったものです。

また、北海道新幹線の計画・着工段階ではこれほどまでにLCCというものが発達しまくって、航空機の価格競争力が圧倒的に強くなっていることなど、誰も予想し得なかったことでしょう。将来的に札幌まで完成したとしても、北海道新幹線の前途は厳しいと言わなければなりません。

さらに、新幹線が開通する前と比べて函館=青森間の移動は逆に不便になってしまった感さえあります。事実、北海道新幹線開業以来、青函間を結ぶフェリーの乗客は増えているそうです。北海道新幹線の特急料金は余りにも高すぎ、しかも2回も乗り換えをしないといけないということでは一体何の為に作ったんだか・・と地元の人は思っているでしょう。今までも「新幹線が出来たことによりかえって地方間の鉄道での移動が不便になった」地域はたくさん出ています。日本の「首都圏超一極集中」がさらに進んでいることを再認識させられた今回の北海道新幹線初乗りでした。

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不発に終わった「サッポロビール園」

今回の札幌滞在で一番楽しみにしていたサッポロビール園。雪の降る中タクシーを駆使して駆けつけました。

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ところが、土曜日の夜ということもあり、どの館(5つくらいのレストラン館に分かれています)も満員。おまけにせっかく一時間ほど待って入ったある館では、10人以上の大団体がワイワイやっている席のすぐ近く座らされそうになり「他の席は無いんですか?」と聞いたところ、ろくすっぽ調べもせずに「ありません!」と。

見れば確実に空いている席が実際にあるんですが、店員の顔には「アンタのような一人客は正直迷惑なんだよ!」とありありと書いてあります。
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この時点で席を蹴立ててすすきのに戻るべきだったのですが、いかんせんタクシー代まで使って駆けつけただけに何も食わずに撤退できません(こういうのを本当の貧乏性と言いますw)。

結局⬆︎の総合案内で別の館の予約をして、ここでも30分近く待たされた末にようやく落ち着きました。
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⬆︎最終的に入ったガーデングリル。単価高めです。
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これらのやりとりでいささか気分を害していたこと、そして相変わらず胃の調子が万全でないこと…などを差し引いても正直「ん〜…」というお味。味は体調によって大いに左右されるので皆様ご自身で確認して頂きたいのですが、確実に言えることは客が増えすぎて客扱いが雑になっているのと、なんといっても値段が高い!一人でビール一杯しか飲まず7000円近くしました。注文し過ぎたのかもしれませんが、これならバイキングの館にすべきでした。

また、前回感動した生ラムの鮮度も疑問符がつきました。これならそこらで売ってるちょっといい豚肉を家で焼いて食っても大差無い、というレベルでした。(通常の豚肉ならせいぜい300円/100gですが、ここの肉は1000円を大きく超えています。)
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⬆︎まぁ、湖で釣りたてのものと比べては酷ですが、いささか生臭かった…。
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⬆︎救いと言えば非常に綺麗になった苗穂駅が直結になったこと。札幌駅との往復はJR利用が便利です。うーーん、今回最大のイベントが不発で残念!でもこれにめげずに今後とも旅行するぞ、旅行するぞ…。

 

※今回旅行の動画とまとめ記事は後日upします。

函館まとめ

毎度毎度のホテルでうだうだからの食っちゃー寝というスタイルですが、とにかく外が大阪の真冬よりはるかに寒いレベルなんで、どーも体調が狂います。

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⬆︎初日の夜に行ったきくよ食堂さん(アクションカムは持って行かなかった…)。全面禁煙で最高!日本の飲食業界もようやく徐々に禁煙化が浸透してきており、しかも禁煙店が繁盛している。非常に喜ばしい‼️

もちろん、酒も肴も言うことなし。函館来たら迷わずきくよ食堂入り浸りで🆗。
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函館で「焼き鳥」と言えば、なぜか豚肉を使ったハセガワマートの焼き鳥弁当が超有名。普通のコンビニの中で「やきとり」という名の焼きトンを次々に焼いていて飛ぶように売れてました。北海道は色々あるわー。
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かの「水曜どうでしょう 対決列島」で有名な湯の川温泉のコーヒールームきくちさん。もっとどうでしょう推しの店なのかと思ったら、ふつーに近所のおば様の溜まり場的お店でしたw。

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道民の心の故郷、セイコーマート。なぜ本州に出店しないのか不思議でならない。近所にあったら絶対通いまくるんだけどなぁ。まぁ、北海道を棄てた(?)大泉さんと違って、北海道に拘るっていうのがこのお店が道民から熱狂的に支持される秘訣なんでしょうね。頑張れ👍

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上がセイコーマートブランド、下がキリン。いずれも「ガラナ」という謎の飲料。これまた道民(だけ)に熱愛されている不思議な飲み物です。コアップというブランドのガラナはクセが強くて上級者向け。北海道初心者にはキリンのが飲みやすいですよ。

 

 

 

「仙台と言えば牛タン」というのは大間違い

さて、急遽出かけた「最後っ屁の道南旅」。我が故郷仙台は駆け抜けるだけでしたが、きちんと抑えるとこは抑えましたよ。

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さすがしってかったる仙台駅。速攻の乗り換えが必要でしたが、スムーズに対応。
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仙台人なら必ず一度や二度はデートの待ち合わせで使ったことがあるはずの「ステンドグラス前」。名古屋人にとっての「ナナちゃん前」みたいなもんですなw。
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↓オススメの仙台銘菓「支倉焼」。萩の月は単なる洋菓子(あれはあれで美味しいけど)ですが、これを仙台土産に持って行ったら相当なツウ。
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ワタクシは厳密に言えば東京生まれの生粋の江戸っ子なのだが、子供の頃より東京嫌いの母親の洗脳を受け、「仙台出身」ということにしている。実際に送った人生の日数で言えばもう関西といい勝負なのだが、「関西人(出身)」とは死ぬまで名乗れまへんわw。
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ネット情報で「H5系で運用」とのことで大慌てで仙台から乗り込んだはやぶさ17号はなんとE5系…(ガックシ)。一本遅いはやぶさ19号に乗っていればH5系でした(写真は新青森に停車中のH5系)。ラベンダーをイメージした紫のラインがなんとも美しい。

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⬆︎⬇︎は仙台精養軒の駅弁「はらこ飯」。間違ってもNRT製は買わないこと!
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さて、友人に聞いてもテレビなどの論調を聞いても「仙台」と聞くと脊髄反射的に「牛タンでしょ?美味しいよね〜」という話を聞いてウンザリしている宮城県人は多いはずだ。

はっきり言って牛タンは仙台名産でも宮城のソウルフードでもなんでもない。

ソウルフードというのは例えば広島県民にとってのお好み焼き(「広島風…」と言ってはいけない!)であったり、名古屋人にとってのスガキヤのラーメンのようなものだろう。他にも香川のうどんや、九州のラーメン、道民のジンギスカン…など枚挙に暇がない。

しかし、今時の若い子(家庭)はともかく、宮城県民で牛タンを毎週、毎月のように食べていますという家庭が果たしてあるだろうか?調べた事はないので断言出来ないが、仙台在住17年のワタクシ、そしてワタクシ+26年間仙台に住んでいる両親に言わせれば答えは「NO」だ。事実ワタクシが高校生の頃には牛タンを食わせる店なんて殆ど無かった(今は掃いて捨てるほどあるが…)し、我が家の食卓に牛タンが載った記憶もほとんどない。

要は「仙台と言えば牛タン」というのは完全に観光用に作られた「B級グルメ」の類であって、仙台名産でもなんでもない。事実、仙台には「仙台牛」というブランド牛があるが、牛タンに使われているタンは99%輸入品だそうな。

観光客が仙台に来て嬉々として牛タンを食べるのは全然構わないし、むしろああいう型(牛タンに麦飯、トロロ)の「手っ取り早く名物を食べた感」に浸れるメニューを開発したのは仙台の観光業としては大成功だっただろう。しかし、それはあくまで「観光客用お手軽メニュー」であって、仙台人にとっての「魂の味」でない事はキッチリわきまえて食して頂きたい。

…もっとも繰り返すが、今時の若い仙台っ子にとってはすでに牛タンが「青春の味」「ソウルフード」になっている可能性は否定出来ない。文化というものは常に上書きされるものであるから。

ただ、頑固オヤジ的に最後に一言言わせて頂く。「牛タンは仙台名産ではない!」と。

ふー、スッキリしたw。

※次回からたっぷり道南シリーズです。お楽しみに。(^。^)